これがないと結果が出ない!FXトレードで利益を得る為に必要な3大要素とは
・現在の自分のトレードで足りないもの、やるべきことが知りたい。
・専業トレーダーになりたい。
FXで利益を出す為に必要な3大要素とは?
「FXで利益を出す為にはチャートを見続けることが大事だ!」といった話は、よく聞くと思います。
王様もチャートを見ることは値動きの「癖」を頭に叩き込む訓練になるので、とても大事であると思います。
しかし、ただチャートを見続ければいいという訳ではありません。
なぜなら、チャートを見てどこをどう攻めていけば利益が出やすいのか?もしくはどういったパターンが出ればチャンスなのか?を見極めなければならない。
そして、ここからエントリーする場合、どの程度のロットでエントリーすればいいのかも考える必要があるので、チャートを見ること自体は手段の一つでしかない。
ということが言えるからです。
実際に、これまで毎日のようにチャートを見続けて、経験が長いのにも関わらず、一切利益が出ない方々をたくさん見てきました。
その原因はいたってシンプルで、「チャートを見るためにFXをやっているから」でした。
チャートを見ること自体は楽しいですし、何の根拠もなくエントリーして利益が出るケースもあります。
しかし、毎日チャートを見続けているにもかかわらず、これまでに全く結果が伴っていないのであれば、今すぐチャートを見ることをやめて、これからお伝えする3大要素に漏れがないかどうかをチェックしていただきたいのです。
では、一体その3大要素とは何なのか?
その正体は以下の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
1)メンタル管理
まずは、なんと言ってもあなたのメンタルの管理が必須です。
FXのトレードをする上で、必ずしも毎回利益を得れるわけではありません。
自分が思っていた方向と逆に動いてしまったら、利益ではなく「損失」を抱えることになりますね。その損失に耐えうるだけの強いメンタルをつける必要があります。
王様のもとにはよく「損切りができません」といった相談が寄せられます。
※損切りとは、ポジションを保有している際に損失を抱えている状態で決済することです。
分かります。誰もが損をするのは嫌ですよね。なおさら損失を確定することは嫌でもしたくないという心理が働きます。人間は損をするのがとっても嫌な生き物ですからね(笑い)
しかし、この損切りできない状態というのが、実は本当に危険な状態であるということをまずはご理解ください。
よくやってしまうのが、「損失を確定させたくないから損切り価格を設定しない!」ということです。
※エントリーしてポジションを保有すると、「損切価格」と「利確価格」を自由に設定できます。この価格まで達したら自動で利確、自動で損切するといった設定です。
(もっというとこの価格まで達したら自動でエントリーして、その後の損切、利確価格まで自動で設定できる予約注文というのもありますが、今回の記事のメイン内容ではないので別記事にてご紹介します)
話が少し逸れましたが、この「損切価格を設定しない」という行為はトレードにおいてどれだけ危険な行為か、ということをご理解していただきたいと思います。
損切価格を設定しない、ということはどこまで価格がいっても損失を確定させない。ということですよね。
これはつまり、資金がなくなるまで損切りをしないということに直結するわけです。
せっかくFXでお金を増やそうとしているのに、損切りができないためにお金を失う事態に陥ってしまうのです。
そこで一つ、あなたがエントリーをした後で思った方向とは逆に動いた場合や、想定した通りの値動きをしなかった場合は必ず損切りをする考えを持つことをお勧めします。
損が浅いうちに損失を確定させることは
・苦痛
・お金が減る
・ストレス
がかかりますが、まだ何回もやり直し、つまりチャンスがあります。
しかし、損を確定したくないばかりに損切りをしないで、指をくわえて資金が底をつきるまでチャートを見続けていた場合、再起不能になり強制ロスカットというトレーダーとしてあるまじき現象が起きてしまいます。
損切りはトレーダーとともに共存するものです。
この損切りをできるかできないかが、勝てるトレーダーと負けトレーダーの差であると王様は考えています。
つまり、損切りを躊躇なくできる強いメンタルを持つことこそが、勝ちトレーダーへの一歩なのですね。
どんなにトレードが上手なプロの人でも損切りを必ずしています。
何故かというとチャートの値動きというものは生き物であり、投資という性質上、可能性の高い方へ賭け続けることで資産が増えていくものであるからです。
なので、投資に100%はないぶん、値動きを百発百中で捉えられる人はこの世に存在しません。だからこそ、損失を浅いうちに確定させるという行為が非常に重要になってくるのです。
繰り返しますが、この損切りを徹底して行えるメンタルを持つことが、FXトレーダーにおいて最も必要な要素のうちのひとつです。
損切りは自分が生き残る為のテクニックとして理解しておいてください。
2)資金管理
次に、あなたがFXで利益を得る為に重要な要素は資金管理です。
この項目は非常に重要ですので、しっかりと読んで理解を深めてくださいね。
よく「勝ってる人はどんな手法を使ってるのだろう?」とか、勝てるトレード手法が一番大事といったことをよく聞きますが、全くもってそんなことはありません。
トレード手法はいわば戦士の「武器」であり、資金管理は「防具」なのです。
スポーツ、格闘技、麻雀、などなどありとあらゆる勝負事において攻めと守りは非常に重要な要素です。
資金管理はこの守りの部分になります。
例えば、いい武器(トレード手法)があったとします。
あなたはその武器を使い、敵(相場)に立ち向かいます。
良い武器は敵にダメージ(利益)を与えることができます。
しかし、敵もこちらにダメージ(損失)を与えてこようとします。
そんなときに良い防具(資金管理)がないと、一発でやられて(退場)再起不能になってしまいますよね。で、教会でお金を払って(入金して)生き返らしてもらうと(笑)
だから、退場しないように守りを固めること。
これが資金管理なんです。
例えばあなたが100万円でFXを始めたとします。
・100万円分のロットを全力で突っ込む
・50万円分のロットを突っ込む
・5万円分のロットを突っ込む
上記のうち、どれが一番安全でしょうか?
なんとなく分かると思いますが、5万円分のロットを突っ込むが一番安全です。
※ここでロットという言葉が出てきましたね。
FXトレーダーはエントリーする際に、何ロットでエントリーをするのかを、自由に決めることができます(資金量により上限は変動します)
例えば王様が使っている証券会社では、1LotでUSD/JPYをエントリーしたとします。(通称ドル円。日本人にとって最もメジャーで取引量もトップクラスの通貨ペア。FXはその他たくさんの通貨ペアや、株式指数などが取引できます)
今回は買う(=ロングする)ことにします。
朝に1ドル100円の時にエントリーしました。
そして夜になってチャートを見てみると、1ドル101円になっていました。
そうすると、1ロットでエントリーしていた王様は日本円でプラス約10万円の利益となります。これが1ドル99円になっていたらマイナス10万円ですね。恐らく王様はそうなる前に損切りの価格を99.8円あたりに設定して、何もしなければマイナス10万円だったものをマイナス2万円に抑えると思います。
そうです。これが資金管理の基本中の基本です。
2万円を損するかもしれないリスクにさらして、10万円の利益をとりにいく。つまり損が小さく利益が大きいトレードのことを『損小利大』と言います。
ちなみに王様が使用している証券会社は0.01ロット~100ロットまで一度のエントリーで可能です。
そして、大体1ロットエントリーするのに必要な軍資金は約2万円です。(王様が使用している証券会社の場合です。証券会社によって変動します)
しかし、この2万円で1ロットのエントリーをしてしまうと、先ほどの『100万円分のロットを全力で突っ込む』という、FXではだいぶハイリスクハイリターンなトレードになってしまいます。
何故かといいますと、FXには「証拠金維持率」というものがあります。
2万円で1ロットのエントリーをドル円でした場合、証拠金維持率は100%付近の状態です。そして、この証拠金維持率が20%を切ると強制ロスカットといって強制的にポジションを決済されます。
簡単に言うと、「証拠金100%の状態は少しの変動で簡単に強制ロスカットにあいやすく、資金がなくなる可能性が高い」のです。
なので、最低でも証拠金維持率1000%以上は維持しておくことが重要ですね。
1ロットでエントリーをしたい場合は最低でも20万円の軍資金が必要ということです。
このように、せっかく良い武器を手に入れても、防具がただの布切れでは一発でゲームオーバーになってしまう可能性がかなり高くなるので、しっかりと資金管理をものにしていきましょう。
3)トレード手法
FXで利益を出す為に必要な3大要素が理解できたらやるべきこと
ここまででお伝えした3大要素が揃ったのなら、次にやることは口座開設をして、実際にトレードをしてみることです。
今回解説した記事は、FXトレードにおける基本中の基本ですので、これをもとに実践をしていきましょう。
まとめ FXで利益を出すためには3大要素を必ず揃えよう
以上が、FXで利益を出す為に必要な3大要素です。